・BTC/USD:27110.9(+0.16%)
・ETH/USD:1675.40(-0.09%)
先週末の暗号資産市場はビットコインが金曜日に下落したものの、土・日曜日に持ち直す動きとなり、結局ほぼ変わらずで推移しています。金曜日は米株の上値の重い展開などを背景に軟調地合いとなりました。ただ、米国債利回りの低下やドルの軟調地合いを眺めて積極的に売り込む展開にはならず、方向感の見えにくい流れとなっています。手掛かり材料難から方向感を見極めながらの対応となりそうです。一方、イーサリアムは小幅に下落しての推移です。全体的に小動きで、方向感の見えにくい流れとなっています。
BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を挟んでの動きから買い意欲が強まり、ヒゲでバンドの上限をタッチしました。ただ、ここにきてバンドの上限が下落基調となり、バンド幅が縮小傾向となっています。バンド幅自体は比較的狭いのでバンドブレイクからバンドウォークといった動きとなる可能性もありますが、バンド幅は縮小の余地がありそうで、目先はバンドの上限で抑えられるのではないかとみています。