BTC モーニングレポート – 2024.5.17

    • BTC/USD:65,302.6(-0.98%)

    • BTC/JPY:10,164,629(-0.40%)

    • USD/JPY:155.39(+0.33%)

    ファンタメンタルズ分析

    昨日の暗号資産市場はビットコインが下落しての推移。米株の下落や米国債利回りの上昇とそれに伴うドルインデックスの上昇が嫌気される展開となり、ビットコインは上値を抑えられています。メスター・クリーブランド連銀総裁の「インフレとインフレ期待の動向次第で追加引き締めの必要も」などといった発言が意識され、早期利下げ観測が後退する展開となりました。ビットコインは前営業日の大幅上昇に対する利食いの動きも意識されています。一方、BTC/JPYも上値を抑えられての推移となっています。

    テクニカル分析 – ボリンジャーバンド

    BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの上限を意識しての動きから調整の動きが意識されて下落しています。ただ、まだ上限を意識しての動きは継続しており、ここからバンドウォークとなる可能性もないわけではなさそうです。バンドの上限は上昇、下限は下落といった動きも継続されており、安易な戻り売りはリスクがありそうです。ポイントはバンドの下限の方向感であり、これが横ばいから上昇といった動きとなれば、調整売り圧力が強まることとなりそうです。

    関連ニュース

    経済指標カレンダー

    ビットコイン関連指標

    BTC/JPY

    ビットコイン・ボラティリティ指数 

    ビットコイン価格とボラティリティには、一般的に相関関係があるいわれています。ボラティリティは価格の変動の程度を示し、価格が急激に変動するほどボラティリティが高くなります。

    Bitcoin Dominance(暗号通貨全体の時価総額に対するビットコインの時価総額比率)

    Bitcoin Dominanceとは、仮想通貨市場におけるビットコインの市場シェアを示す指標です。ビットコインが他の仮想通貨に比べてどれくらいの重要性を持っているかを示すものであり、市場全体の動向やビットコインと他の仮想通貨の関係性を理解する上で利用されます

    Crypto Toal Marketcap(暗号資産の総時価総額)

    Crypto Toal Marketcapとは、仮想通貨市場全体の時価総額を指します(暗号資産の総時価総額)。これは、取引所などで取引可能なあらゆる仮想通貨の時価総額を合算したものです。

    暗号資産時価総額比率

    ビットコインとは

    ビットコインは、2009年に登場したデジタル通貨です。ビットコインは、中央銀行や政府が発行する通貨とは異なり、インターネット上で取引される通貨です。ビットコインは通貨としてだけでなく、投資先としても人気のある金融商品です。ビットコインで実際に投資を行う場合、スポット取引や先物取引、オプション取引などがありますが、ETFも取引されています。

    ビットコインの特徴

    • 分散型ネットワーク
      ビットコインは分散型ネットワーク上で動作します。これは、中央銀行や政府などの中央機関が介在せず、ネットワーク参加者全体で管理されることを意味します。
    • ブロックチェーン技術
      ビットコインのトランザクションはブロックチェーンと呼ばれる分散型台帳に記録されます。ブロックチェーンは改ざんが難しく、透明性があります。
    • マイニング
      ビットコインの新しいブロックはマイニングと呼ばれる競争的なプロセスによって作成されます。これは、計算問題を解くことで行われ、成功したマイナーには新しいビットコインが報酬として与えられます。
    • 有限供給
      ビットコインの供給は2,100万BTCに制限されており、これによってインフレーションの抑制が図られています。新しいビットコインはマイニングによって発行されますが、その量は徐々に減少していきます。
    • 非中央集権的な特性
      ビットコインは中央銀行や政府に依存しないため、通常の通貨とは異なる非中央集権的な特性を持っています。これにより、ユーザーは直接取引でき、国際的な送金も迅速かつ低コストで行えます。
    • 価格の変動
      ビットコインの価格は市場の需給や投資家の感情に影響され、非常に変動的です。これは、仮想通貨市場全体に言える特徴でもあります。

    ビットコインは、暗号資産の中で最も知られ、使用されている通貨の一つであり、投資や支払い手段として広く利用されています。

    暗号資産とは

    日本銀行によると、暗号資産とはインターネット上でやり取りできる財産的価値であり、「資金決済に関する法律」で次の性質をもつものと定義しています。

    • 不特定のものに対して代金の支払い等に使用でき、かつ法定通貨と相互に交換できる。
    • 電子的に記録され、移転できる。
    • 法定通貨または法定通貨建ての資産ではない。

    当初は仮想通貨と呼ばれていましたが、現在は暗号資産(仮想通貨)と表記することが多いようです。これは円やドルなどの法定通貨と誤解されないためにcrypto-assetとG20などの国際会議で表現していることが要因となっています。日本でも金融庁が資金決済法を改正して呼称を暗号資産に変更しました。基本的には暗号資産と仮想通貨は同じものを指します。

    ビットコイン現物ETF承認・その後

    ビットコイン現物ETFが承認されてそろそろ3か月が経とうとしていますが、いまだにビットコインでの投資はリスクが高いといった意見を耳にします。ビットコインに限らず、暗号資産は値動きが荒くなることもありますし、実際に取引をするとなると難しいと感じることがあるかもしれません。

    しかし、その一方で暗号資産の将来性に期待し、投資を行いたいといった考えを持つ方もいらっしゃるでしょう。そういった場合、直接暗号資産に投資をせずとも、投資をするに近い効果のある取引も存在します。それは暗号資産関連の事業などを行っている企業の株を購入するやり方です。これは金の現物を買うのではなく、金鉱株を買うといったやり方に似たものとなっています。

    代表的な暗号資産関連株

    暗号資産関連株の中で代表的なものとしては暗号資産取引所を運営しているコインベースやマイニングを行っているマラソン・デジタルやライオット、ソフト開発メーカーではありますが、ビットコインなどを多く保有していることで有名なマイクロストラテジーなどが代表的な暗号資産関連株として挙げることができるでしょう。こういった株は暗号資産の価格に比較的連動しやすい特徴があります。もちろん、日本株ではないのでそれなりの手間がかかることは事実ですが、チェックしてみても良いかもしれません。

    過去1年間の価格変動

    過去1年で価格は以下のように変化しています。

    コインベース:53.79ドル⇒236.32ドル

    マラソン・デジタル:10.07ドル⇒19.43ドル

    ライオット:11.96ドル⇒11.93ドル

    マイクロストラテジー:328.38ドル⇒1282.38ドル

    まとめ

    暗号資産関連の企業株は、暗号資産市場の成長に連動しやすい投資先として注目されています。直接暗号資産に投資せずとも、代表的な暗号資産関連株を購入することで、暗号資産市場の成長に参加することができます。代表的な企業としては、暗号資産取引所のコインベースやマラソン・デジタル、ライオット、マイクロストラテジーが挙げられます。これらの株は暗号資産の価格動向に比較的連動しやすい特徴がありますが、株式市場の要因や企業のニュースにも影響を受けることに留意する必要があります。投資を検討する際には、企業の業績や将来性を十分に分析し、リスクを管理しながら判断することが重要です。

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