BTC/USD:29417.4(-0.00%)
ETH/USD:1854.78(+0.39%)
先週末の暗号資産市場はビットコインが小幅に下落しての引けとなりました。狭いレンジでの動きで方向感は見えにくく、様子見ムードが強まる展開となっています。金曜日に発表された米生産者物価指数が市場予想を上回り、米国の金融引き締めの長期化に対する警戒感が意識される一方、ミシガン大学のインフレ期待が市場予想を下回ったことでリスク回避的な動きはそこまで強まりませんでした。材料出尽くし感から方向感を探る展開となっています。イーサリアムも大きな動きにはなっておらず、小動きで推移しています。
BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの上限で抑えられて中心線まで下落する展開となっています。目先は中心線を挟んでの動きが展開されており、狭いレンジでの動きです。バンド幅も狭い状況となっており、市場にはエネルギーが蓄積されています。動き出したら大きくなりそうで、バンドの上限もしくは下限での動きには注意が必要です。現状ではバンドの中心線でした支えされており、再度バンドの上限まで上昇することが出来るかどうかに注目です。