BTC/USD：29225.7（+0.05％）
ETH/USD：1850.45（-0.17％）
昨日の暗号資産市場はビットコインが小幅に上昇しての推移となっています。ドルの上昇や以前に米証券取引委員会がコインベースにビットコイン以外の暗号資産の上場廃止を指示したといった報道が流れたことで警戒感が強まる展開となっています。ただ、コインベース側はその指示に対して拒否しており、売り一巡後は持ち直す動きとなりました。ダウの上昇なども下値を支える要因となりました。一方、イーサリアムはマイナス圏での推移となっています。ただ、こちらも下げ幅を縮小する展開となっており、警戒感は強まっていません。
BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの-1σを挟んでの動きとなり、一時下限まで下落する場面もありましたが、そこからは持ち直しており、依然として方向感の見えにくい流れが継続しています。バンドの下限にヒゲでタッチする動きであり、再度下限まで下落するのか、それともバンドの中心線を目指して持ち直し基調を維持するのかに注目ですが、バンドの上下限中心線が下落しており、トレンドそのものは下向きです。一時的に戻しても上値は抑えられそうです。