BTC/USD：29191.5（+0.23％）
ETH/USD：1828.18（-0.23％）
昨日の暗号資産市場はビットコインが小幅に上昇しての推移となっています。一時下げ幅を拡大する場面もありましたが、米株の上昇などを眺めて買い戻しの動きが強まり、ビットコインはプラス圏に浮上しての推移となっています。ただ、目先は小動きが継続しており、方向感の見えにくい流れとなっています。米消費者物価指数を控えている状況であり、様子見ムードが強まりやすい状況です。こうした中でドルインデックスがプラス圏での推移となっており、上値を抑えています。一方、イーサリアムは小幅に下落しての推移です。全体的には方向感の見えにくい局面となっています。
BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの下限と中心線で挟まれたレンジを動いており、一時-2σまで下落したものの、そこから持ち直しての動きです。下値の堅さが意識される状況ですが伸びを欠いています。バンドの中心線まで戻す可能性はありそうですが、そこで抑えられる展開も視野に入りそうです。バンドの±2σがじり安基調となっており、トレンドそのものがやや下向きです。戻り売りがやや優勢ですが、まだ大きな動きにはなりにくいところではないかとみています。