BTC/USD:26473.2(-0.25%)
ETH/USD:1729.98(+0.08%)
週末の暗号資産市場はビットコインが金曜日に大幅上昇となって26000ドルを回復する動きとなっています。世界最大の資産運用会社ブラックロックがビットコイン現物ETFを準備といった報道を受けて期待感が高まる展開となっています。米証券取引委員会の承認が得られるかは不透明ではあるものの、ビットコインに対する買い意欲が強まり、上値を拡大する展開となっています。ちなみに、ETFに関してですがビットコイン先物ETFは承認されたものがありますが、ビットコイン現物ETFは承認されたものがありません。また、イーサリアムも買い意欲が強まり1700ドル台で推移しています。
BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの下限まで下落したものの、そこで支えられて持ち直し、目先はバンドの中心線まで押し戻しています。ただ、中止線では抑えられており、ここをブレイクしてバンドの上限まで上昇するのか、このまま抑えられて下限まで下落するのかに注目です。バンド幅が縮小傾向に入っていることから市場には徐々にエネルギーが蓄積されていくものと思われますが、まだ縮小の余地があり、しかもバンドの中心線を意識しての動きとなっていることから方向感の見えにくい、狭いレンジでの動きとなる可能性もありそうです。まずは方向感を探りながらの展開となりそうです。