BTC/USD:30376.3(-0.44%)
ETH/USD:1895.03(+1.01%)
週末の暗号資産市場はビットコインが金曜日に上値を拡大したものの、調整の動きが意識されて土・日曜に下落する展開となりました。米証券取引委員会がビットコインレバレッジETFを承認といったニュースを受けてビットコイン現物ETFの承認に対する期待感が高まる展開となり、一時31000ドルを突破する動きとなりました。ただ、ここまでの急騰に対する調整売りが意識され、じり安基調となっています。また、イーサリアムは底堅い動きが展開されています。土曜日に上値を抑えられたものの、日曜日に持ち直しての動きとなっており、買い意欲が根強い状況となっています。
BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの上限をバンドウォークする展開となっていましたが、ここにきてじり安基調となっています。このままバンドの中心線を目指しての動きとなるのか、再度上限を意識してバンドウォークを再開するのかに注目です。目先バンドの下限が下落基調から横ばい基調へと転じており、流れとしては上昇に転じるのではないかとみています。となると、バンドの上下限中心線が上昇といった動きとなり、トレンドそのものは上向きとなりますが、一時的には調整の動きが強まりそうで、バンドの中心線を目指しての動きとなりそうです。ただ、下値は堅いので、押し目買い優勢といった局面となりそうです。