BTC/USD:26769.0(+1.26%)
ETH/USD:1638.14(+0.80%)
昨日の暗号資産市場はビットコインが上昇しての推移となっています。米株の堅調地合いなどを眺めて上値を拡大する場面もありましたが、FOMCを控えて様子見ムードが強まり上値を抑えられました。一方、イーサリアムもしっかりとした動きとなっており、市場全体が買われやすい地合いとなり持ち直しました。
BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの下限から持ち直してバンドの中心線を抜け、バンドの上限を一時ブレイクする展開となりました。しかし、上値は重く上げ幅を縮小しています。バンド幅は縮小傾向で市場にはエネルギーが蓄積されてきています。バンドの上限もしくは下限での動きには注意が必要でしょう。目先は上限での動きであり、バンドの下限の方向感に注意しながらの対応となりそうです。
ビットコインの歴史に関する噂
ビットコインの歴史は、2008年にサトシ・ナカモト(Satoshi Nakamoto)という個人またはグループによって発表された論文から始まります。以下にビットコインの主要な歴史的出来事を要約してみましょう。
- 2008年 – ホワイトペーパーの発表:
- 2008年10月31日、サトシ・ナカモトは「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」と題する論文を発表し、ビットコインの基本的なアイデアを提案しました。この論文は、分散型の電子現金システムとしてのビットコインの設計思想を説明しています。
- 2009年 – ビットコインの誕生:
- 2009年1月3日、ビットコインネットワークが正式に稼働し、最初のブロック(ジェネシスブロック)が採掘されました。これはビットコインの誕生日と見なされています。最初のビットコイン取引もこの日に行われました。
- 2010年 – 最初の価格評価:
- 2010年5月22日、ラスロ・ヘニエッツ(Laszlo Hanyecz)というビットコインの愛好家が、10,000 BTCを使って2つのピザを注文しました。これがビットコインを使った最初の実物の商品取引で、後に「ビットコインピザの日」として祝われています。
- 2011年 – 取引所の登場:
- 2011年には、最初のビットコイン取引所であるMt.Gox(マウントゴックス)が登場し、ビットコインの価格情報を提供する主要なプラットフォームとなりました。
- 2013年 – 価格の急騰:
- 2013年には、ビットコインの価格が急騰し、初めて1 BTCあたり1,000ドルを超える価格に達しました。これにより、仮想通貨への関心が急増しました。
- 2017年 – 価格の大幅上昇:
- 2017年末には、ビットコインの価格が1 BTCあたり19,000ドルを超え、仮想通貨市場全体に大きな注目が集まりました。
- 2020年 – ビットコインのハーフニング:
- 2020年5月、ビットコインのブロック報酬が半減するイベントであるハーフニングが発生しました。これはビットコイン供給の減少を意味し、価格への影響が注目されました。
- 2021年 – 価格の記録更新:
- 2021年初頭、ビットコインの価格は1 BTCあたり60,000ドル以上に達し、歴史的な高値を更新しました。これに伴い、様々な企業や機関がビットコインを保有し始めました。
- 2021年 – エルサルバドルでの法定通貨化:
- 2021年9月、エルサルバドルはビットコインを法定通貨として採用し、ビットコインを使用して支払いを受け入れる国となりました。
ビットコインはその成長と普及において仮想通貨市場を牽引し、金融業界や投資界に大きな影響を与えています。また、ブロックチェーン技術の発展にも寄与しており、将来にわたり新たな可能性が広がっています。