BTC/USD:26127.0(+1.46%)
ETH/USD:1769.39(+1.52%)
週末の暗号資産市場はビットコインが下落しての推移。日曜日は小幅に持ち直したものの、土曜日の下げ幅が大きく軟調地合いとなっています。米証券取引委員会からの提訴を受け、ムーディーズがコインベースを格下げするなど先行きに対する不透明感が高まっています。また、暗号資産取引所ロビンフッドがいくつかのアルトコインの上場廃止を決定したことなども懸念され、アルトコインを中心に下げ幅を拡大する展開となりました。イーサリアムも日曜日に小幅に持ち直したものの、土曜の大幅下落を受けて1800ドルを大きく割り込んでの推移となっています。
BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの下限と中心線で挟まれたレンジを動いており、目先はやや上値の重い展開となっています。ただ、バンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなっておらず、大きな動きにはなっていません。バンドの上限は横ばい、下限は下落といった動きとなっており、トレンドはやや下向きとなっています。一時的に持ち直す動きとなっていますが、戻り売り優勢の局面と言うことが出来そうです。