ビットコイン・暗号資産(9.26 朝)

・BTC/USD:26288.1(-0.82%)
・ETH/USD:1586.39(-0.27%)

昨日の暗号資産市場はビットコインが小幅に下落しての推移となっています。アジア時間から欧州時間にかけて下落し、NY時間午前に持ち直したものの上昇一服から調整の動きが入り上値を抑えられました。米国債利回りやドルの上昇などが嫌気されて売られる流れとなりましたが、米株の持ち直しなどが好感される展開となっています。ここ最近の下落に対する調整の動きが意識されて下げ渋りました。一方、イーサリアムも小幅に下落しての推移となっています。

BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの上限で抑えられる動きとなり下落し、目先はバンドの中心線を意識しての動きとなっています。一時下げ幅を拡大したものの、目先は持ち直してバンドの中心線を挟んでの動きが展開されています。中心線で支えられて持ち直すのか、再度下落してバンドの下限を目指すのかに注目が集まるところです。バンドの上限は横ばい、下限は上昇といった動きになっており、バンド幅は縮小傾向です。まだ縮小の余地はありそうですが、バンド幅は比較的狭い状況となっているため、バンドの上限もしくは下限での動きには注意が必要でしょう。ただ、現状はバンドの中心線を意識しての動きであり、方向感を探る流れとなりそうです。

以下、各国アナリストのコメントとなります。

ビットコイン今週の5つのポイント

今週のビットコインは2万6,000ドルへの上昇でスタートしました。そのBTCの勢いは、売り圧力と週次のdeath crossを抑えることができるでしょうか?

上下しっかりしたレンジが続く中、9月最終週、2万6,000ドルの再トライで始まりました。

先週多くの経済指標をこなしていますが、9月末までさらなるイベントをこなすことになります。第2四半期の米国国内総生産(GDP)データは9月28日に発表、翌日には個人消費支出(PCE)が発表されます。

しかし、注目すべきは、FRB議長ジェロム・パウエルのスピーチです。1週間前に米国の金利を現行の高水準で維持することを発表していますが、今後はどのような見方となるかに注目です。

インフレはQ4に向けての重要な話題だといえます。ここのところ、ビットコインは上昇トレンドや下降トレンドが明確にならないまま、日々変動している状況となっています。今週、大きな変化は見られるでしょうか。ついに、月末のカウントダウンが始まりました。

以上は、Coin Telegraphが公開している情報の和訳でした。

北朝鮮のLazarus Groupがビットコインで約4,000万ドルを保有

最新のデータによれば、北朝鮮のハッキング集団であるLazarus Groupが、暗号通貨で約4,700万ドルを保有しており、その大部分はビットコイン(BTC)だということが明らかとなりました。

21Sharesの親会社である21.coから収集されたデータによれば、Lazarus Groupに関連するウォレットは現在、デジタル資産で約4,700万ドル分、そのうちビットコイン(BTC)が4,250万ドル、イーサ(ETH)が190万ドル、BNB(BNB)が110万ドル、さらにBinance USD(BUSD)主要なステーブルコインで約64万ドル分を保有しているとのことです。

以上は、Coin Telegraphが公開している情報の和訳でした。

本日の仮想通貨の出来事

仮想通貨取引所Bybitは、英国の金融行動監視機構(FCA)からの最終警告を踏まえ、サービスの一時停止を発表しました。一方、バイナンスとその米国の対応策、およびCEOのChangpeng Zhaoは、米国証券取引委員会(SEC)からの訴訟の却下を求める共同提案を提出しました。その間、Tetherの背後にある企業は、ビットコインマイナーNorthern Dataの株式を取得しました。

以上は、Coin Telegraphが公開している情報の和訳でした。