BTC/USD:29148.9(-3.30%)
ETH/USD:1850.97(-2.22%)
昨日の暗号資産市場はビットコインが大きく下落する展開となりました。米証券取引委員会がリップル裁判における判決に控訴を示唆していると報じられていることや、ドルの上昇などを眺めて売り圧力が強まり、30000ドルを大きく割り込む展開となっています。米FOMCを控えていることもあり、様子見ムードが強まる場面もありましたが、上値の重さが意識される展開となっています。また、イーサリアムもつれ安となって推移しています。
BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を挟んでの動きから急落してバンドの下限をブレイクする展開となっています。バンドの上限が下落基調からじり高となっており、バンド幅が拡大基調となっています。ただ、バンドの上限の上昇の勢いは弱く、この方向感に注目が集まります。上限の上昇の勢いが強まった場合はバンドブレイクからバンドウォークが意識されやすくなり、下値を拡大しやすくなるでしょう。トレンドそのものは下向きであり、警戒感は強まりそうです。