BTC/USD:30608.4(+0.08%)
ETH/USD:1919.89(-0.13%)
先週末の暗号資産市場はビットコインが小幅に上昇しての動きとなっています。金曜日の米国株式市場でインフレに対する警戒感が後退したことでダウが上昇したことや、ドルインデックスが下落したことなどを背景に、ビットコインに対する買い意欲が意識されました。ただ、米証券取引委員会がブラックロックなどのビットコイン現物ETFの申請を不承認としたことで、一時売り圧力が強まる場面もありました。また、イーサリアムは堅調地合いとなっています。日曜日は調整の動きが意識されて小幅に下落していますが、1900ドル台を回復するなど買い意欲が根強い状況となっています。
BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの上限から調整の動きが入っています。ただ、下値の堅さが意識されて狭いレンジでの動きが展開されています。ほぼ横ばいでの動きであり、再度バンドの上限まで上昇する可能性が高まっています。バンドの上下限中心線が上昇基調であり、トレンドそのものが上向きです。一時的な調整の動きが入っても下値は堅そうです。