BTC/USD：29270.5（-0.29％）

ETH/USD：1865.04（-1.01％）

先週末の暗号資産市場はビットコインが金・土曜に上昇し、日曜に下落する展開となっています。全体的には大きな動きにはなっておらず、方向感の見えにくい流れとなっています。米株の上昇やドルインデックスの下落などが意識され、ビットコインも底堅い動きとなっていますが、米経済の先行きに対する不透明感などもあって大きな動きにはなっておらず、狭いレンジでの動きが展開されています。イーサリアムもビットコインにつれる展開で、様子見ムードが強まっています。

BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの下限からじり高基調となっています。ただ、上値の重さも意識されており、ほぼ横ばいでの動きが展開されています。バンドの-1σを挟んでの動きであり、方向感の見えにくい状況です。バンドの上限は横ばいからじり安、下限は下落といった動きとなっており、トレンドそのものはやや下向きといった状況です。戻り売り優勢の局面で、バンドの下限まで下落する可能性が高そうです。