BTC/USD:25863.1(-0.94%)
ETH/USD:1631.31(-2.46%)
昨日の暗号資産市場はビットコインが下落しての推移となっています。ダウの軟調地合いやドルの上昇などを背景に上値の重い展開となっています。さらに中古住宅販売件数が2010年来の低水準となった事などを背景に、リスク回避的な動きが意識されました。中国経済の先行きに対する不透明感は依然として根強く、ビットコインは上値を抑えられました。また、イーサリアムも売り優勢の流れとなって下げ幅を拡大しました。
BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの下限を意識しての動きから小幅に持ち直したものの、上値は重く再度下値を拡大する展開となっています。このままバンドの下限まで下落するかどうかに注目が集まります。このまま下限まで下落してバンドウォークとなる可能性はありそうですが、バンドの上限が横ばいとなっており、これが下落に転じた場合は調整の動きが意識されやすくなるでしょう。ただ、バンドの上下限中心線が下落する展開となった場合、トレンドそのものは下向きですので、一時的に買い意欲が強まっても戻り売りに上値を抑えられるでしょう。