BTC/USD:26735.9(+0.99%)
ETH/USD:1731.43(+0.08%)
暗号資産市場はビットコインが上昇しての推移となっています。昨日は米国がジューンティーンス独立記念日の祝日で株式市場や債券市場が休場となる中、金融引き締めの長期化に対する思惑からややリスク回避的な動きが意識されやすい状況となりましたが、ブラックロックのビットコイン現物ETFを準備との報道が好感されての買いの流れが継続しており、しっかりとした動きが展開されました。その他のコインも大きな動きにはなっていないものの、概ねしっかりとした動きが展開されています。全体的には方向感の見えにくい流れであり、様子見ムードが強まる局面となりました。
BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの下限から中心線まで押し戻す展開となり、目先はバンドの中心線をブレイクしての動きとなっています。このままバンドの上限まで上昇することが出来るかがポイントです。バンドの上限は下落基調を強め、下限は上昇基調となっています。バンド幅は縮小傾向であり、市場にはエネルギーが蓄積されてきています。バンドの上限まで上昇した際はバンドブレイクからバンドウォークといった動きには注意が必要でしょう。ただバンドの下限が上昇基調を維持しており、現状ではまだバンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなりにくいところではないでしょうか。レンジ圏での動きが意識されそうで、バンドの上限と中心線で挟まれたレンジを動くのではないでしょうか。