・BTC/USD:27661.2(+0.97%)
・ETH/USD:1642.49(-0.86%)
昨日の暗号資産市場はビットコインが上昇しての推移となっています。米ADP雇用統計が市場予想を下回ったことで金融引き締めの長期化に対する警戒感が和らぎ、米国債利回りの低下やドルインデックスの下落、さらに米株の上昇などが意識され、リスク志向の動きからビットコインの下値が支えられる展開となりました。ただ、年内の利上げに対する思惑も根強く、積極的に買い進む展開にはなりませんでした。また、イーサリアムは小幅に下落しての推移となっています。
BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの上限からの調整の動きが一服して持ち直す形となっています。バンドの中心線まで届かずに持ち直しており、下値の堅さが意識される展開となっています。目先はバンドの上限が上昇、下限が横ばいといった動きになっています。バンドの下限の方向感に注意したいところですが、基本的には下値の堅さが意識される流れということが出来そうです。