ビットコイン・暗号資産市場
- BTC/USD:42,390.9(-1.13%)
- BTC/JPY:6,312,521(-0.79%)
- USD/JPY:148.69(0.02%)
ファンタメンタルズ分析
昨日の暗号資産市場はビットコインが下落しての推移となっています。米国の早期利下げ観測が後退する中で米国債利回りが大幅上昇となり、それに伴うドルインデックスの上昇などがビットコインの上値を抑えました。ただ、積極的に売り込む展開にはなっておらず、押し目買いなどに支えられて買いの流れが強まる場面もありました。ビットコインは半減期に対する期待感やグレースケールのビットコイン現物ETF売りに対する調整の動きなどもあって下値が支えられる局面となっています。BTC/JPYも下落したものの、USD/JPYの堅調を眺めて下げ幅は限定されました。
テクニカル分析 – ボリンジャーバンド
BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの上限と中心線で挟まれたレンジを動く展開となっています。目先はじり安基調となっていますが、大きな動きにはなっておらず、方向感の見えにくい流れとなっています。バンドの上限は下落に転じ、下限は横ばいでの動きとなっています。バンド幅は縮小傾向となっています。市場にはエネルギーが蓄積されてきていますが、縮小の余地はありそうで、バンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなりにくい局面です。しばらくはバンドの中心線を意識しての小動きとなる可能性もありそうで、まずは方向感を見極めながらの対応となりそうです。
関連ニュース
経済指標カレンダー
ビットコイン関連指標
BTC/JPY
NYダウ(CFD)
ドルインデックス
EUR/USD
USD/JPY
VIX指数
ビットコイン・ボラティリティ指数
ビットコイン価格とボラティリティには、一般的に相関関係があるいわれています。ボラティリティは価格の変動の程度を示し、価格が急激に変動するほどボラティリティが高くなります。
Bitcoin Dominance(暗号通貨全体の時価総額に対するビットコインの時価総額比率)
Bitcoin Dominanceとは、仮想通貨市場におけるビットコインの市場シェアを示す指標です。ビットコインが他の仮想通貨に比べてどれくらいの重要性を持っているかを示すものであり、市場全体の動向やビットコインと他の仮想通貨の関係性を理解する上で利用されます
Crypto Toal Marketcap(暗号資産の総時価総額)
Crypto Toal Marketcapとは、仮想通貨市場全体の時価総額を指します(暗号資産の総時価総額)。これは、取引所などで取引可能なあらゆる仮想通貨の時価総額を合算したものです。