BTC モーニングレポート – 2024.3.25

ビットコイン・暗号資産市場

  • BTC/USD:65,374.7(+0.46%)
  • BTC/JPY:9,940,000(+0.34%)
  • USD/JPY:151.41(-0.13%)

ファンタメンタルズ分析

先週末の暗号資産市場はビットコインが上値を抑えられる点かとなっています。日曜日に買い戻しの動きが意識されましたが、金・土曜日に売り圧力が強まる展開となっています。ビットコイン現物ETFからの資金流出が警戒される局面となっており、ポジション調整の動きから売り圧力が強まりやすい流れとなっています。ただ米国の早期利下げ観測が意識される中で米国債利回りが低下しており、ビットコインの下値を支える展開となりました。ドルインデックスは上昇しているものの、ユーロやポンドの下落に対する動きであり、警戒感は強まりませんでした。また、BTC/JPYも上値を抑えられたものの、底堅い動きが意識されています。

テクニカル分析 – ボリンジャーバンド

BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの下限を目指す動きとなっていましたが、目先は小幅に持ち直す動きとなっています。バンドの上限がじり安、下限が上昇基調からじり安へと転じる動きとなっており、バンドの上下限中心線が下落する形となっています。大きな動きにはなりにくいところですが、上値の重さが意識されやすい局面です。一時的には持ち直す動きとなっても、バンドの中心線で抑えられて再度下落するといった動きになりやすいところでしょう。

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