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暗号資産とは

当初は仮想通貨と呼ばれていましたが、現在は暗号資産(仮想通貨)と表記することが多いようです。これは円やドルなどの法定通貨と誤解されないためにcrypto-assetとG20などの国際会議で表現していることが要因となっています。日本でも金融庁が資金決済法を改正して呼称を暗号資産に変更しました。基本的には暗号資産と仮想通貨は同じものを指します。以下は、暗号資産に関する重要な要点です。

半減期とは

半減期とはビットコインのマイニング報酬が半分になるタイミングを指します。ビットコインはマイニングを行うことで報酬を得ることが出来ます。最初は50BTCの報酬となっていましたが、ブロック数が210,000に到達するごとに半減します。これによりビットコインの供給は抑えられることになり、インフレを防いでいます。ビットコインには中央銀行などの管理団体が無いため、流通量を調整するためにこの半減期が設けられています。

プルーフオブワーク(PoW)とは

プルーフオブワーク(PoW)とは暗号資産の取引や送金データを正しくブロックチェーンに繋ぐための仕組みの一つであり、セキュリティの強度を高めるために演算作業の証明を必要とします。そして、その演算作業を成功させた人がデータを承認してブロックチェーンに繋ぐ役割を担うことになります。

ハッシュレート

ハッシュレートとはマイニングに使用するマシンの計算速度や処理速度を表す単位で、1秒間に1回の計算が行われた場合、1H/sと表します。ハッシュレートが大きくなるほど処理される計算が多いことを意味します。ハッシュレートはハッシュパワーとも呼ばれています。

スケーラリビティ問題とは

スケーラリビティ問題とは取引量が増えることで送金に時間がかかったり、送金要求が承認されなかったり、取引手数料が高騰するなどの問題を指します。一度に処理できる取引情報の数に決まりがあるため、取引量が増えると処理が追い付かなくなってしまうために生じる問題ということが出来ます。具体的には、以下のような状況で発生することがあります。

ウォレットとは

ウォレットとは暗号資産のアドレスと秘密鍵を格納するソフトウェアを指します。暗号資産は電子データであり、残高を記録する形で保有します。その電子データを保有するために必要な専門のソフトウェアをウォレットと言います。

アルトコインとは

アルトコインとはビットコインを除いたすべての暗号資産の総称です。アルトコインは現在、10000種類以上あると言われており、これからも増えていくものと思われます。アルトコインの中で代表的なものはイーサリアム、リップル、テザーなどがあります。アルトコインに関するいくつかの重要なポイントは下記の通りとなります。

Satoshiとは

Satoshiとはビットコインの価格を表す最小の単位を指します。これはビットコインの創設者と呼ばれる『サトシ・ナカモト』の名前が由来となっています。ちなみに、『サトシ・ナカモト』が誰であるかは現状ではまだわかっていません。

P2P(PtoP)とは

P2Pとは中心的な機関や装置を持たずに末端の端末同士が直接データをやり取りする仕組みを指しています。暗号資産の取引はP to Pというネットワークを基に成立しています。

ASICとは

ASIC(Application Specific Integrated Circuit)は電子部品の種別の一つで、特定の用途のために複数の回路を一つにまとめた集積回路の総称となります。暗号資産のマイニングにおいて専用の集積回路を用いることでより高いハッシュパワーを持ちます。ASICの特徴は下記の通りです。

Bitcoin (BTC)、一時的に27,000ドルを下回る。オンチェーンデータから読み解く

前日、日本最大の投資銀行である野村が機関投資家向けの採用ファンドを立ち上げるというニュースが刺激となり、Bitcoinは27,500ドルまで上昇しました。

Bitcoinが足場を見つけようとする中、オンチェーンの分析企業がBTCネットワークで何が起こっているかについての可能性のある情報を提供しています。