ビットコイン・暗号資産市場
- BTC/USD:41,854.86(-0.72%)
- BTC/JPY:6,202,514(-0.32%)
- USD/JPY:148.13(+0.28%)
ファンタメンタルズ分析
先週末の暗号資産市場はビットコインが金曜日に大きく持ち直す動きとなっています。対ドルで40,000ドルを回復し、対円で6,000,000円を回復しています。土曜日は小幅続伸となったものの、日曜日が小幅に下落する流れとなりました。急激な買い戻しの動きが展開されました。米PCEデフレーターを受けてインフレに対する警戒感が後退し、早期利下げ観測が意識される流れとなっています。グレースケールのビットコイン現物ETFの売りが一巡したのではないかといった期待感も相場を押し上げる要因となり、上値を拡大する流れとなりました。
テクニカル分析 – ボリンジャーバンド
BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの下限を意識しての動きから持ち直し、バンドの中心線まで上昇する動きとなっています。ただ、中心線では抑えられており、ここから下落に転じるのか、バンドの上限まで上昇するのかに注目が集まるところです。バンド幅が縮小傾向となっており、市場には徐々にエネルギーが蓄積されてきています。ただ、まだ縮小の余地は大きく、しかもバンドの中心線を意識しての動きとなっていることから、バンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなりにくいところでしょう。流れとしてはバンドの中心線で抑えられて再度下落といった動きになるのではないかとみています。
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ビットコイン・ボラティリティ指数
ビットコイン価格とボラティリティには、一般的に相関関係があるいわれています。ボラティリティは価格の変動の程度を示し、価格が急激に変動するほどボラティリティが高くなります。
Bitcoin Dominance(暗号通貨全体の時価総額に対するビットコインの時価総額比率)
Bitcoin Dominanceとは、仮想通貨市場におけるビットコインの市場シェアを示す指標です。ビットコインが他の仮想通貨に比べてどれくらいの重要性を持っているかを示すものであり、市場全体の動向やビットコインと他の仮想通貨の関係性を理解する上で利用されます
Crypto Toal Marketcap(暗号資産の総時価総額)
Crypto Toal Marketcapとは、仮想通貨市場全体の時価総額を指します(暗号資産の総時価総額)。これは、取引所などで取引可能なあらゆる仮想通貨の時価総額を合算したものです。