BTC モーニングレポート – 2024.4.29

ビットコイン・暗号資産市場

  • BTC/USD:63,524.3(+0.94%)
  • BTC/JPY:10,060,510(+0.85%)
  • USD/JPY:158.33(+1.72%)

ファンタメンタルズ分析

先週末の暗号資産市場はビットコインが上値の重い展開となりました。米株の上昇や米国債利回りの低下などが下値を支える一方、ドルインデックスの上昇が警戒される展開となっています。米国のPCEが市場予想を上回ったことでインフレに対する警戒感が強まる流れとなり、ビットコインは売りの流れが継続する流れとなっています。半減期を通過したことも売り圧力を強める展開となっています。BTC/JPYも上値を抑えられましたが、USD/JPYが34年ぶりの高値を更新して上値を拡大する展開となっており、BTC/JPYの下値が支えられました。

テクニカル分析 – ボリンジャーバンド

BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの下限から上昇して中心線まで持ち直しましたが、そこで抑えられて下落する流れとなっています。目先は大きな動きではないものの、じり安基調が維持されており、先行きに対する警戒感が強まる状況となっています。このまま下落基調を維持してバンドの下限まで下落するかどうかに注目が集まるところです。バンドの上限は下落基調を強め、下限はじり高基調へと転じています。バンド幅は縮小傾向で市場には徐々にエネルギーが蓄積される流れとなっています。ただ、まだ縮小の余地がありそうで、大きな動きにはなりにくいところではないでしょうか。バンドの中心線と下限で挟まれたレンジを動くのではないかとみています。

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