BTC モーニングレポート – 2024.5.13

ビットコイン・暗号資産市場

  • BTC/USD:61,513.5(+0.69%)
  • BTC/JPY:9,591,452(+0.45%)
  • USD/JPY:155.78(+0.2%)

ファンタメンタルズ分析

先週末の暗号資産市場はビットコインが下落しての推移となっています。土・日曜日は持ち直す動きを見せましたが、金曜日に下げ幅を拡大する展開となっています。米国のインフレ期待が市場予想を上回ったことで、早期利下げ観測が後退する流れとなっており、米国債利回りが押し上げられたことでドルインデックスも堅調地合いとなっています。これらの動きを受けてビットコインは上値を抑えられています。半減期を通過したことで資金流出が見られており、先行きに対する警戒感も根強い状況となっています。ただ、ミシガン大学消費者信頼感指数が市場予想を下回ったことで、早期利下げに対する期待も意識されており、先行きに関しては不透明感が強まる状況と言えそうです。

テクニカル分析 – ボリンジャーバンド

BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線が上値抵抗線として意識される流れとなっています。上値の重い展開ではあるものの、目先は-1αで支えられており、バンドの下限までは下落していません。バンド幅も縮小傾向を強めてきており、市場には徐々にエネルギーが蓄積される流れとなっています。ただ、まだ縮小の余地は残っており、すぐにバンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなりにくいところではないかとみています。しばらくは様子見ムードから方向感を探る展開となりそうです。

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