BTC モーニングレポート – 12.20

ビットコイン・暗号資産市場

  • BTC/USD:42,209.5(+0.65%)
  • BTC/JPY:6,077,546(+1.29%)
  • USD/JPY:143.86(+0.66%)

ファンタメンタルズ分析

昨日の暗号資産市場はビットコインが上昇しての推移となっています。ビットコイン現物ETFの申請を行っているブラックロック社がビットコイン現物ETFの設計において、組成と償還を現金で行うことで妥協した、などといった報道が流れたことで承認に対する期待感が高まり、ビットコインへの買い意欲が強まりました。ただ、承認に関しては依然として不透明感も根強く、積極的に買い進む動きにはなりませんでした。ポジション調整の動きなども意識されて上げ幅を縮小する流れとなっています。また、日銀の植田総裁の発言などを受けて円売り圧力が強まったことでBTC/JPYは上値を拡大しての推移となっています。

テクニカル分析 – ボリンジャーバンド

BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、目先はバンドの中心線を挟んでの動きとなっています。目先は狭いレンジでの動きが展開されており、方向感の見えにくい流れとなっています。バンド幅も縮小傾向を強めており、市場には徐々にエネルギーが蓄積されていく形です。ただ、まだ縮小の余地があるため、バンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなりにくいところです。さらにバンドの中心線を意識しての動きとなっていることから、まずは方向感を見極めながらの対応となりそうです。その上でバンドの上限もしくは下限に到達した際はバンドブレイクからバンドウォークといった動きを警戒といった流れとなりそうです。

関連ニュース

経済指標カレンダー

    DMM Bitcoin

    ビットコイン関連指標

    BTC/JPY

    NYダウ(CFD)

    ドルインデックス

    EUR/USD

    USD/JPY

    VIX指数

    ビットコイン・ボラティリティ指数

    ビットコイン価格とボラティリティには、一般的に相関関係があるいわれています。ボラティリティは価格の変動の程度を示し、価格が急激に変動するほどボラティリティが高くなります。

    Bitcoin Dominance(暗号通貨全体の時価総額に対するビットコインの時価総額比率)

    Bitcoin Dominanceとは、仮想通貨市場におけるビットコインの市場シェアを示す指標です。ビットコインが他の仮想通貨に比べてどれくらいの重要性を持っているかを示すものであり、市場全体の動向やビットコインと他の仮想通貨の関係性を理解する上で利用されます

    Crypto Toal Marketcap(暗号資産の総時価総額)

    Crypto Toal Marketcapとは、仮想通貨市場全体の時価総額を指します(暗号資産の総時価総額)。これは、取引所などで取引可能なあらゆる仮想通貨の時価総額を合算したものです。

    暗号資産時価総額比率

      DMM Bitcoin