ビットコイン・暗号資産市場
- BTC/USD:39,577.4(+0.17%)
- BTC/JPY:5,820,422(+0.35%)
- USD/JPY:146.80(-0.94%)
ファンタメンタルズ分析
先週末の暗号資産市場はビットコインが上昇しての推移となっています。金曜日にISM製造業景況指数が市場予想を下回ったことで米国の金融引き締めの長期化に対する警戒感が後退したことでリスク志向の動きが意識されました。また、パウエルFRB議長の発言が思ったよりもハト派的といった見方も相場を支えました。米国債利回りが全体的に10bp超の下落となるなど下げ幅を拡大しており、ドルインデックスも上値を抑えられる展開となっています。そうした中でビットコインに対する買い意欲が強まり上値を拡大しています。また、BTC/JPYはUSD/JPYが大きく下落したことを受けて上げ幅がやや限定されています。
テクニカル分析 – ボリンジャーバンド
BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、目先はバンドの上限を意識しての動きとなっています。このままバンドブレイクからバンドウォークといった動きになるかどうかに注目です。バンドの上限は上昇基調ですが、下限が下落基調から横ばいの動きへと変化しており、流れとしては一時的に調整の動きが入りやすい局面と言えそうです。バンドの下限の方向感に注意が必要ですが、ここから上昇する可能性が高く、トレンドそのものは上向きながらも調整を入れながらの動きとなる可能性が高そうです。
関連ニュース
経済指標カレンダー
ビットコイン関連指標
BTC/JPY
NYダウ(CFD)
ドルインデックス
EUR/USD
USD/JPY
VIX指数
ビットコイン・ボラティリティ指数
ビットコイン価格とボラティリティには、一般的に相関関係があるいわれています。ボラティリティは価格の変動の程度を示し、価格が急激に変動するほどボラティリティが高くなります。
Bitcoin Dominance(暗号通貨全体の時価総額に対するビットコインの時価総額比率)
Bitcoin Dominanceとは、仮想通貨市場におけるビットコインの市場シェアを示す指標です。ビットコインが他の仮想通貨に比べてどれくらいの重要性を持っているかを示すものであり、市場全体の動向やビットコインと他の仮想通貨の関係性を理解する上で利用されます
Crypto Toal Marketcap(暗号資産の総時価総額)
Crypto Toal Marketcapとは、仮想通貨市場全体の時価総額を指します(暗号資産の総時価総額)。これは、取引所などで取引可能なあらゆる仮想通貨の時価総額を合算したものです。