BTC モーニングレポート – 2024.1.10

ビットコイン・暗号資産市場

  • BTC/USD:46,664.8(-0.14%)
  • BTC/JPY:6,739,064(-0.11%)
  • USD/JPY:144.47(-0.19%)

ファンタメンタルズ分析

昨日の暗号資産市場はビットコインが小幅に下落しての推移となっています。前営業日の大幅上昇を受けて調整の動きが意識されて上値を抑えられる流れとなりましたが、ビットコイン現物ETFの承認に対する期待感から下げ幅を縮小する動きとなりました。米国株式市場や米国債市場などが全体的には方向感の見えにくい流れとなったことも様子見ムードを強める結果となっています。朝方にSECがビットコイン現物ETFを承認といった報道が流れましたが、その後SECがその報道を否定しており、ビットコイン価格が一時乱高下する展開となっています。また、BEC/JPYも小幅に下落しての推移となっています。

テクニカル分析 – ボリンジャーバンド

BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの上限を意識しての動きとなっています。乖離が大きくなったことで調整の動きが意識されていますが、下値の堅い動きであり、バンドウォークとなる可能性も十分にあるでしょう。バンドの下限が下落基調となっていることもバンド幅の拡大を伴いながらの動きであり、上値を拡大する可能性を意識させるところとなっています。バンドの下限の下落基調が修正されれば調整売り圧力が強まりやすくなるので、バンドの下限の方向感に注意しながらの対応となりそうです。

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