BTC モーニングレポート – 2024.4.11

ビットコイン・暗号資産市場

  • BTC/USD:69,802.4(+0.98%)
  • BTC/JPY:10,691,366(+1.84%)
  • USD/JPY:153.05(+0.85%)

ファンタメンタルズ分析

昨日の暗号資産市場はビットコインが持ち直し基調となって推移しています。注目を集めていた米消費者物価指数が市場予想を上回ったことで米株が大幅下落となる一方、米国債利回りが大幅上昇となってドルインデックスを押し上げており、ビットコインにとっても逆風となり、一時67,500ドル台まで下げ幅を拡大しました。しかし、売り一巡後は資金の逃避先として意識されたことや半減期に対する期待感などから買い戻しの動きが強まり、プラス圏に浮上しました。また、BTC/JPYはUSD/JPYが約34年ぶりの高値水準となったことを受けて上げ幅を拡大する展開となっています。

テクニカル分析 – ボリンジャーバンド

BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの上限を意識しての動きから調整の動きが入り、バンドの中心線をブレイクする動きとなりました。しかし、下値は堅く下げ渋り、目先は持ち直し基調となっています。バンドの上限と中心線で挟まれたレンジを動いており、やや方向感の見えにくい流れとなっています。バンドの上限は横ばい、下限が上昇といった動きとなっており、やや下値の堅さが意識されるところではあります。ただ、目先は大きな動きにはなりにくいところで、バンドの中心線を挟んでの小動きとなる可能性もありそうです。

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