ビットコイン・暗号資産市場
- BTC/USD:69,312.7(+1.34%)
- BTC/JPY:10,527,071(+1.51%)
- USD/JPY:151.62(+0.19%)
ファンタメンタルズ分析
先週末の暗号資産市場はビットコインが堅調地合いでの推移となっています。金曜日は一時66,000ドル前半まで押し込まれる場面もありましたが、米雇用統計がしっかりとしたものとなったことでリセッションに対する警戒感が後退する一方、平均時給が市場予想通りとなったことでインフレ懸念はそこまで強まらず、リスク志向の動きが意識されました。ビットコインは買い戻されて堅調地合いとなりました。ただ、ドルが上昇したことで積極的に上値を拡大する動きにはなりませんでした。また、BTC/JPYも底堅い動きとなっています。
テクニカル分析 – ボリンジャーバンド
BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、下落してバンドの下限を目指す動きでしたが、下限には届かずに持ち直し、目先はバンドの中心線を突破して上昇する形となっています。バンドの中心線を挟んでの動きとなっていますが、このまま上昇基調を維持してバンドの上限まで上昇するかどうかに注目です。現状バンドの上下限中心線がほぼ横ばいとなっており、レンジ圏での動きが意識されやすい局面です。バンドの中心線を挟んでの動きが継続する可能性もあり、目先は大きな動きにはなりにくいところではないかとみています。
関連ニュース
経済指標カレンダー
ビットコイン関連指標
BTC/JPY
NYダウ(CFD)
ドルインデックス
EUR/USD
USD/JPY
VIX指数
ビットコイン・ボラティリティ指数
ビットコイン価格とボラティリティには、一般的に相関関係があるいわれています。ボラティリティは価格の変動の程度を示し、価格が急激に変動するほどボラティリティが高くなります。
Bitcoin Dominance(暗号通貨全体の時価総額に対するビットコインの時価総額比率)
Bitcoin Dominanceとは、仮想通貨市場におけるビットコインの市場シェアを示す指標です。ビットコインが他の仮想通貨に比べてどれくらいの重要性を持っているかを示すものであり、市場全体の動向やビットコインと他の仮想通貨の関係性を理解する上で利用されます
Crypto Toal Marketcap(暗号資産の総時価総額)
Crypto Toal Marketcapとは、仮想通貨市場全体の時価総額を指します(暗号資産の総時価総額)。これは、取引所などで取引可能なあらゆる仮想通貨の時価総額を合算したものです。