ビットコイン・暗号資産市場
- BTC/USD:64,169.6(-3.22%)
- BTC/JPY:9,978,419(-3.06%)
- USD/JPY:155.35(0.34%)
ファンタメンタルズ分析
昨日の暗号資産市場はビットコインが続落しての推移となっています。ここまでの上昇に対する調整の動きが強まっており、下値を拡大しています。米長期債利回りの上昇やそれを受けたドルインデックスの堅調などがビットコインの上値を抑える流れとなっています。半減期を通過したこと手掛かり材料難となっており、手仕舞い売りに上値を抑えられやすい状況が継続する可能性はありそうです。また、BTC/JPYも下落しており、10,000,000円を割り込んでの推移となっています。ただ、USD/JPYは155.30円台での推移であり、34年ぶりの高値を更新する流れとなっています。BTC/JPYは下値を支えられやすい状況と言えそうです。
テクニカル分析 – ボリンジャーバンド
BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの下限からの持ち直し基調が意識されてバンドの中心線まで上昇しましたが、そこで抑えられて下落する流れとなっています。このままバンドの下限まで下落する可能性は十分にありそうです。ただ、バンド幅は比較的広い状況であり、バンドの上下限中心線がじり安基調となっています。トレンドそのものは下向きですが、バンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなりにくい形です。バンドの下限まで下落した場合はそこでは支えられるのではないかとみています。
関連ニュース
経済指標カレンダー
ビットコイン関連指標
BTC/JPY
NYダウ(CFD)
ドルインデックス
EUR/USD
USD/JPY
VIX指数
ビットコイン・ボラティリティ指数
ビットコイン価格とボラティリティには、一般的に相関関係があるいわれています。ボラティリティは価格の変動の程度を示し、価格が急激に変動するほどボラティリティが高くなります。
Bitcoin Dominance(暗号通貨全体の時価総額に対するビットコインの時価総額比率)
Bitcoin Dominanceとは、仮想通貨市場におけるビットコインの市場シェアを示す指標です。ビットコインが他の仮想通貨に比べてどれくらいの重要性を持っているかを示すものであり、市場全体の動向やビットコインと他の仮想通貨の関係性を理解する上で利用されます
Crypto Toal Marketcap(暗号資産の総時価総額)
Crypto Toal Marketcapとは、仮想通貨市場全体の時価総額を指します(暗号資産の総時価総額)。これは、取引所などで取引可能なあらゆる仮想通貨の時価総額を合算したものです。