ビットコイン・暗号資産市場
- BTC/USD:65,937.1(+7.08%)
- BTC/JPY:10,199,514(+5.63%)
- USD/JPY:154.88(-0.98%)
ファンタメンタルズ分析
昨日の暗号資産市場はビットコインが大幅上昇となって推移しています。米CPIが市場予想通りとなり、前回から低下したことや米小売売上高が低下したことなどを背景に、インフレに対する警戒感が後退し、早期利下げ観測が意識される展開となりました。こうした動きを受けてリスク志向の動きが強まり、米株の上昇や米国債利回りの低下とそれに伴うドルインデックスの下落がビットコイン買いの流れを強めました。またBTC/JPYも大きく上昇しており、10,000,000円を回復する流れとなっています。
テクニカル分析 – ボリンジャーバンド
BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの中心線を挟んでの動きから大きく上昇し、バンドの上限を意識しての動きとなっています。問題はバンドの上限をブレイクしてバンドウォークとなるかどうかといったところでしょう。現状バンドの上限がじり高、下限がじり安となっており、バンド幅が拡大傾向です。このまま拡大傾向を維持すればバンドウォークから上値を拡大といった展開となるでしょう。バンド幅はそこまで狭くないため、市場にはあまりエネルギーが蓄積されているといった形ではありません。とはいえ、バンドウォークの可能性も十分にあるため、バンドの下限の方向感に注意しながらではありますが、安易な戻り売りはリスクがありそうです。
関連ニュース
経済指標カレンダー
ビットコイン関連指標
BTC/JPY
NYダウ(CFD)
ドルインデックス
EUR/USD
USD/JPY
VIX指数
ビットコイン・ボラティリティ指数
ビットコイン価格とボラティリティには、一般的に相関関係があるいわれています。ボラティリティは価格の変動の程度を示し、価格が急激に変動するほどボラティリティが高くなります。
Bitcoin Dominance(暗号通貨全体の時価総額に対するビットコインの時価総額比率)
Bitcoin Dominanceとは、仮想通貨市場におけるビットコインの市場シェアを示す指標です。ビットコインが他の仮想通貨に比べてどれくらいの重要性を持っているかを示すものであり、市場全体の動向やビットコインと他の仮想通貨の関係性を理解する上で利用されます
Crypto Toal Marketcap(暗号資産の総時価総額)
Crypto Toal Marketcapとは、仮想通貨市場全体の時価総額を指します(暗号資産の総時価総額)。これは、取引所などで取引可能なあらゆる仮想通貨の時価総額を合算したものです。