・BTC/USD:27396.0(-1.59%)
・ETH/USD:1656.86(-0.50%)
昨日の暗号資産市場はビットコインが下落しての推移となっています。メスター・クリーブランド連銀総裁のタカ派的な発言などを背景に米国債利回りが大幅上昇となっており、それを受けてドルが堅調、米株が大幅安といった展開となっており、市場にはリスク回避的な動きが強まる状況となっています。こうした動きを受けて、ビットコインも売られやすい地合いとなっています。ここまでの上昇に対する調整の動きも意識されており、売り圧力が強まりました。一方、イーサリアムも小幅に下落しての推移となっています。
BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの上限をブレイクしたものの、すぐに調整の動きが意識されています。バンドの上下限中心線がじり高基調であり、トレンドそのものは上向きです。ただ、バンドブレイクからバンドウォークとなった動きにはなりにくいところであり、一時的には調整の動きが意識されやすい形となっています。バンドの中心線まで下落し、そこで支えられて再度バンドの上限を目指すといった動きになるのではないかとみています。