ビットコイン・暗号資産(10.9 朝)

・BTC/USD:27923.0(-0.02%)
・ETH/USD:1635.96(+0.17%)

先週末の暗号資産市場はビットコインが金曜日に上昇し、土・日曜日に横ばいといった動きになりました。米雇用統計を受けて売り圧力が強まる場面もありましたが、米株の持ち直しなどを眺めてビットコインも買い戻される展開となっています。非農業部門雇用者数が市場予想を大きく上回ったことで米国の金融引き締めの長期化に対する警戒感が強まる一方、ポジション調整の動きが意識される展開となりました。また、イーサリアムもしっかりとした動きが展開されています。

BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの上限を意識しての動きから調整の動きが入っています。ただ、下値は堅く横ばいでの動きとなっています。バンドの上限が上昇、下限が横ばいといった動きであり、やや下値の堅さが意識される形です。ここからバンドの下限が上昇といった動きになれば、バンドの上下限中心線が上昇となりトレンドそのものが上向きとなります。流れとしては下限が上昇に転じる可能性は高く、上値を拡大しやすい局面と言えそうです。