BTC/USD：26018.7（-2.17％）

ETH/USD：1652.06（-1.94％）

昨日の暗号資産市場はビットコインが下落しての推移となっています。米国の新規失業保険申請件数が市場予想よりも良かったことなどを背景に金融引き締めの長期化に対する警戒感が強まり、米国債利回りが上昇したことでドルインデックスが上昇しています。そうした中でビットコインに対する売り圧力が強まる展開となっています。ダウが下げ幅を拡大したことも警戒される状況となっています。また、イーサリアムも下げ幅を拡大する展開となっています。

BTC/USDの日足のボリンジャーバンドを見ると、バンドの下限を意識しての動きから一時持ち直したものの、再度売りに抑えられる形となっています。このまま下落してバンドの下限まで到達するかどうかに注目です。バンドの上下限中心線が下落基調となっており、トレンドそのものが下向きです。戻り売り優勢の局面であり、このまま下値を拡大してバンドの下限まで到達する可能性はありそうです。ただ、バンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなりにくい所であり、仮にバンドの下限まで到達してもそこでは支えられる可能性が高そうです。